清掃・環境衛生・建物設備の管理を万全に行ったとしても、安心と安全が確保されていない施設は、快適な環境とは言えません。犯罪や災害が増えている今の日本では、防犯や防災に対する意識が高まっており、依頼者様の生命・身体・財産を事件や事故から防ぐ「警備業」は、とても重要で社会的責任のある業務となっております。
 警備業の業務内容は、施設警備(1号警備)・交通誘導警備(2号警備)・輸送警備(3号警備)・身辺警備(4号警備)の4つに大きく分かれ、警備業法という法律によって様々なことが定められています。警備業は安心・安全を確保するための重要な業務であるため、業務を行う会社は公安委員会の厳格な審査を受けて認定を受ける必要があり、従事する警備員には様々な欠格要件が定められています。また、業務に従事する者は、就業前に30時間の研修(警備業の基本教育15時間・業務別教育15時間)を受ける必要があるなど、警備会社・警備員ともに、業務を行う上での厳しい規定があります。
 私ども関ビルは建物の総合管理会社のため、東京都公安委員会からの認定を受けて施設警備業務を行っております。建物施設を安心で安全な快適空間とするべく、警備も含めた総合的な管理のご提案をさせて頂いております。

施設警備業務(1号警備)

 施設警備業務とは、ビル・住宅・駐車場・商業施設などの施設内での犯罪や火災を未然に防ぐ、防犯および防災に関する警備業務のことです。具体的には、施設の入り口や通用口での受付・入退出管理、モニター監視、施設内の巡回、防災設備の確認、施設内の施錠管理などを行います。商業施設ではさらに、盗難監視、商品の搬入出管理、駐車場での誘導なども業務に含まれることがあります。大規模施設であれば常駐が主ですが、中小規模の施設では常駐せず、定期的に契約施設を巡回して警備業務を行うこともあります。